『萬機要覽』 財用編三 海稅
引用元:http://www.itkc.or.kr/index.jsp?
bizName=MK&url=/MK/MK_BOOKLIST.jsp%3Fseojiid=kc_mk_e001
numlk01@作成中 ver.2008.04.21
* 19世紀初頭の文献です。
fmdoll89|04-22 23:54
乙(・_・;つ
朝鮮における海苔に関して。調べてきた文献を纏めたものです。
『萬機要覽』 財用編三 海稅
引用元:http://www.itkc.or.kr/index.jsp?
bizName=MK&url=/MK/MK_BOOKLIST.jsp%3Fseojiid=kc_mk_e001
fmdoll89|04-22 23:54
乙(・_・;つ
『慶尙道地理志』における「海衣」の記述、後半です。
では、どうぞ。
pp.70-72
pp.86-89
以上が初出とされる文献に挙がっている、「海衣」の記述全部です。
pp.203-205
* 最終ページの一部が切れているが、文字の確認には支障がないので、そのまま。
なので、本当に「海衣」がアマノリを指す言葉かどうかは疑問の余地があります。
(1つの仮説として、幅の広い褐藻類全般を指す言葉であった可能性がある。)
numlk01|04-21 19:46
まあ、地理志に海衣を食べた話や養殖した話が書いてあるとは、最初から考えてませんでしたけど。確認するまでもない話です。
『慶尙道地理志』における「海衣」の記述を全部掲載します。
画像が多いので、スレが2つになります。
pp.4-5
pp.40-41
pp.41-44
pp.57-60
pp.63-64
pp.64-66
引用元:http://search.i815.or.kr/ImageViewer/ImageViewer.jsp?
tid=co&id=1-L01278-000
numlk01|04-21 19:44
調べて分かったこと。韓国の一流の研究者が調べた文献でも、網羅的に全部挙げられていないし、挙げたものが間違っていたりした。あてにならん。
許浚『東醫寶鑑』 湯液篇 巻之二 菜部
引用元:http://147.46.181.118/IMAGE/kyu00512.pdf p.76-77
numlk01|04-20 12:42
『東醫寶鑑』の湯液篇では”海衣”の記述がない(もし見つけた方がいらっしゃったら、教えて下さい)。ここでも韓国での姑息な使い分けが見える。
→ numlk01|04-20 12:44
"あえて見渡すとは…制が'海苔'である" http://jb.breaknews.com/sub_read.html?uid=2407 「また東医宝鑑には"海苔は味は甘いながら塩辛くて性質は(埋まる)ける"として"土砂クァク欄で吐いて説沙下(サハ)や中が苦しいのを治療しながら,痔を治めて寄生虫を除去する。"で記述されている。」
numlk01|04-20 12:48
もう一つの注目点。某サイトにて見えないはずの史料の見方。裏技のヒント。
dameman_kuga|04-20 15:12
(´_`)ノ∩ 乙です。じっくり読ませてもらいます。
『東國歳時記』 p.11 「海衣裹」の記述がある。
『京都雜志』 p.19 該当するものがない。
numlk01|04-20 08:58
引用元は”「煖爐會」の記述(東國歳時記、洌陽歲時記、京都雜志)http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=103876”と同じ。省略。
fmdoll89|04-20 10:42
乙( ゚∀゚)o彡゜
dameman_kuga|04-20 15:11
(´_`)ノ∩ 乙です
numlk01|04-20 15:30
「裏(り)」との表記間違い。某HP(確認していなかった時点で、私も間違って表記したものがある)および8inni8(当然、気付いていない)、 http://manadeva.tistory.com/3620、http://uriculture.com /s_menu.html?menu_mcat=100247&menu_cat=100001&img_num=sub1、及び、これらを引用した韓国のブログ。
→ numlk01|04-20 21:00
正しい表記の例:福裹 http://krdic.daum.net/dickr/contents.do?query1=A017411300
numlk01|04-20 15:52
各歳時記の成立年代については、割と検証が甘いようだが、一応、韓国での定説(同時に日本でも通説)を前提に考える。そうすると、『京都雜志』の1770年代にはなく、『東國歳時記』の1849年には名前が確認できる風俗だったということです。そして、『洌陽歲時記』の1819年には、料理自体が存在する。以上から、19世紀前半にソウルで始まったもので、19世紀中葉に歳時風俗として確立したと考えてよいと思われる。なお、洪錫謨は、行事自体の起源は、梁時代の『荊楚歳時記』だと考えているが、テラ中国wwwwwとか言わないように。
kobaya4|04-20 22:30
少し解りづらいね。蛇足ながら、「福包み」は 19世紀中盤の東国歳時記に出る. 福包みは旧歴十月15日に山菜や白菜葉,あるいは海衣にご飯を包んで食べることを言う.福包みはいくつかを作って器にノ-ゾックサッドッが高く積んで城主様にあげた後に食べれば福が来ると伝える. http://coldstar.egloos.com/3515671(2007/12/04)
→ numlk01|04-20 22:54
その人のページは肉焼きの時も参考になった。でも、それらの韓国での”常識”を検証するのが一連の投稿の目的だったりするよ。で、料理自体は『洌陽歲時記』の段階で出来ているね。その点も、今回の確認事項。
kobaya4|04-20 23:07
質問だけど、問題にしている点はなんですか?
→ numlk01|04-20 23:24
このスレでの問題点は、朝鮮における”海衣裹”の成立時期です。韓国での”のり巻き”の起源と主張されているものです。
→ numlk01|04-20 23:39
そして、「上元での菜食の歳時風俗が新羅時代からあったから、昔からのり巻きを食べていたんだ」という主張の検証でもあります。
numlk01|04-20 23:27
で、「海苔」「海苔食」「海苔養殖」「板海苔」「のり巻き」について、それぞれ整理しつつ、調べています。全体像は、「[資料] 朝鮮半島における海苔(チェックリスト)http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory& nid=1943528」をご覧下さい。随時更新しています。